CT検査

CT検査とは

CT検査は画像検査の一種です。

レントゲン検査と同じようにX線を使って体の内部を撮影しますが、その画像をコンピュータで処理することにより、体の内部を詳しく見ることができます。

CTとは「Computer Tomography」の頭文字で、コンピュータ断層撮影のことで、体を輪切りや縦切りの層にして撮影できるので断層撮影と言います。

輪切りや縦切りの連続した画像を並べることで、体の中をより立体的に把握することが可能となり、最近では画像の解析技術が上がっているため、機械によっては3Dの画像も撮ることができます。

撮影方法には単純CT検査(造影剤を使わない)と造影CT検査があります。

造影剤を使うことによってがんが強調して映し出されるので、がんの精密検査ではよく使われる検査です。
 
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大腸がんとCT検査

特に自覚症状がない人に対して行われる大腸がん検診では、主に検便(便潜血検査)が行われ、異常があれば大腸内視鏡検査で大腸粘膜をを調べるのが一般的な流れです。

大腸内視鏡検査では大腸粘膜を表面から見ることと、粘膜組織を採取して病理検査(生検)をすることができます。

CT検査大腸がんかどうかという診断はできますが、大腸がんの進行度を知るためには、がんの深さ転移の有無を調べる精密検査が必要になります。

この段階でよく行われるのがCT検査です。

あるいは、大腸がんによって強い腹痛や腸穿孔・腸閉塞といった急激な自覚症状がある場合にも、緊急検査としてCT検査はよく行われます。

CT検査であれば、大腸のどの部分にどんな大きさのがんがあるのか、がんがどの程度広がっているか、大腸が細くなったり詰まったりしていないか、リンパ節や他臓器への転移の有無や程度などを調べることができます。

こうしてCT検査で得られる情報から、大腸がんの病期(ステージ)を決めて治療方針を考えていくため、精密検査としてはよく行われる検査です。

また、CT検査は治療経過の確認のためにもよく行われる検査です。
 

CT検査の注意事項

CT検査では微量の放射線被曝があるため、基本的に妊婦さんは受けることができません。

通常のレントゲン検査と比べると被曝量も多くなりますが、年に数回か受けたとしても健康に問題はないとされています。

ペースメーカーや埋め込み型除細動器を使用している人は機器に変調を起こすという例があるため、検査を受ける前に医師に相談しましょう。

造影検査では、重篤な合併症として造影剤によるアレルギー反応があり、アナフィラキシーショックの例も少なくありません。

このため、造影検査前には必ずアレルギーチェックの問診があります。

造影剤にはアレルギー反応以外にも、吐き気や気分不良や腎障害といった合併症もあります。
 

CT検査の撮影の流れ

検査当日の検査直前の食事は抜きとなります。

午前中検査であれば朝食抜き、午後検査なら昼食抜き、といった感じとなりますが医療機関によって食事制限は異なりますので、必ず確認して指示に従いましょう。

内服中の薬がある場合や糖尿病の治療中といった方は、薬の内服や食事やインスリン注射・血糖降下薬の使用についても医師に確認ししましょう。

金属類やボタン等のない服装になって検査室に入り、検査台に横になって撮影します。

造影検査の場合には、造影剤の注射が検査前か検査中にあります。

造影検査で検査時間は数分から20分程度です。単純CTでは数分で終わります。比較的体の負担や苦痛は少ない検査だと言えます。

撮影後は飲食の制限はなく、撮影した画像は即時出来上がります。医師の診断が入るので、緊急時以外の検査結果は後日の診察で説明されます。
 

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