3分でわかる大腸がんの症状 > 大腸がんの基本情報 > 大腸がんとはどのような病気

大腸がんとはどのような病気

大腸がんとは

大腸の表面(最も内側の面)は粘膜で覆われていますが、その粘膜組織にできるがんが大腸がんとなります。

大腸は盲腸・結腸・直腸とに分かれ、厳密には肛門は大腸とは別の組織ですが、肛門に発生するがんも含めて大腸がんと呼ぶこともあります。

また、大腸の構造上、結腸までと直腸とでは、がんの進み方転移の仕方が異なることが多く、手術方法や治療方法も異なってくるため、結腸がんと直腸がんとして分けて考えられることも多いです。

大腸がんの9割以上が腺癌と呼ばれる種類です。腺癌とは、上皮性の悪性腫瘍の一種で腺組織に由来するものです。

さらに大腸がんの多くは、良性の腺腫であるポリープからがんが発生したものと考えられています。
 
スポンサードリンク

日本人と大腸がん

少し前までは欧米諸国と比べて日本人の大腸がんは、比較的少ないがんとされていました。

国内でがんの発生や死因についての統計を取った1960年代では、胃がんや肺がんなどと比べると死亡者数で見てもそれほど目立ってはいませんでした。

大腸がんとは新しい調査結果では、日本のがんの部位別の罹患者数は大腸がんが第1位、また、死亡者数も第2位となっています。

この原因として、食の欧米化、肉食化、脂肪摂取量の増加、メタボリックシンドロームの増加などが大腸がんの発生に関連しているのではと考えられています。

また、高齢になるほど大腸がんの発生率は増えるため、高齢化が進んだ日本では大腸がんは身近な病気とされています。

実際の調査結果で見てみると、大腸がんの死亡者数は増えているものの、死亡率は1990年代以降は横ばいになっています。

つまり、大腸がんの治療効果が向上していることがわかります。

また、1990年代以降は、大腸内視鏡検査などの精密検査の技術が確立され、広く普及した時期でもあります。
 

スポンサードリンク