大腸がんと腸閉塞

腸閉塞(イレウス)とは、腸が何らかの理由で詰まる病気です。大腸がんでは、腸内で大きくなった腫瘍によって腸が圧迫され腸閉塞を引き起こすことがあります。

場合によっては腸管に穴があいてしまい、腸液が流れ出て腹膜炎に発展することもあるので注意が必要です。
 

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大腸がんによって引き起こされる腸閉塞では、腫瘍が大きくなっていると予想されるので進行しているがんである可能性が高いと考えられます。

大腸がん,腸閉塞,イレウス腸閉塞の主な症状は、腹痛、腹部の膨満感、吐き気、嘔吐感、便通不全等があげられ、大腸がんが関係している腸閉塞は高齢者に多いといわれています。

また、開腹手術後に腸閉塞になることが多く、これは手術によって腸管が癒着して起こる後遺症です。

そのような場合には、すぐにもう一度開腹して手術を行わなければならないこともあります。

また、手術直後ではなく、手術から数年が経ってから腸閉塞になる人もいますがこの場合、大腸がんの開腹手術だけでなく他の手術で開腹した場合も例外ではありません。
 

手術後の腸閉塞の頻度は減っている

一昔前に比べると、手術技術の進歩や癒着防止シートの使用などによって、腸閉塞の頻度は少なくなっているようです。

最近では、再手術を施すのは再び癒着リスクを高めるだけという考えから、ねじれた腸閉塞でなければ、絶食をして詰まった内容物をくみ上げる等の治療法が一般的に行われています。

手術後の腸閉塞を予防する為にも、食物繊維を含むバランスの良い食事に気を使い、食事はできるだけゆっくり時間をとって、良く噛んで食べるように心がけるといいでしょう。

また、腸閉塞の予防効果のあるといわれる大建中湯(だいけんちゅうとう)という漢方薬を使用したり、適度な運動が勧められています。
 

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