大腸がんの予防

大腸がんを完全に予防するという方法はありませんが、なりにくくする方法は色々と研究されています。

国立がん研究センターの予防研究グループは、疫学研究の結果と生物的なメカニズムの両面から、身体活動が大腸がん(とくに結腸がん)のリスクをほぼ確実に下げるという結論を発表しています。
 

スポンサードリンク

運動を適度にしている人は、まったく運動しない人の半分程度しか大腸がんにならないという研究結果もあります。

また、ビタミンDが大腸がんの予防につながるといわれていますが、屋外の運動によって日光にあたることで体内でビタミンDが多く合成されることも、この研究結果に関係している可能性があります。
 

適度な運動とバランスの良い食生活が大切

大腸がんを防ぐには健康的な食生活も重要になります。

国立がんセンターが提唱する「がん予防12カ条」の内、半分以上の8カ条が食生活や食習慣に関連していることもあり、とくに胃がんや大腸がんなどの消化器系のがんは、食べ物と深く関係していると考えられています。

大腸がん,予防,野菜また、大腸がん予防のための食事では、野菜と魚をしっかり摂ることが大事です。

大腸がんのリスクを下げるとされている食べ物は、食物繊維の多い食品、にんにく、牛乳、ヨーグルト、カルシウムの多い食品となります。

一日の目安として、野菜を小鉢で5皿、果物1皿、牛乳コップ一杯またはヨーグルト1個はとるように勧められています。

適度な運動と野菜を中心とした健康的な食生活は、大腸がんのリスクを減らすだけでなく、肥満、糖尿病、心臓病、血管病など、全ての生活習慣病の予防にも効果的とされます。

また、2次予防としてポリープをがん化する前に切除することが、がん予防につながると言われています。

アメリカの研究グループによると、ポリープの段階で切除する事によって、大腸がんの死亡率が半分以下になったと報告から、がんの芽を早めに摘むためにも定期的な検査は重要だといえます。
 

スポンサードリンク