大腸がんの兆候
大腸がんの兆候というと血便などを思い浮かべる人が多いと思いますが、そのような症状が確認される頃には、がんが進行している可能性も少なくありません。
初期の大腸がんは無症状であることが多いため、なかなか発見しずらいのが特徴です。
また初期症状があったとしても、下痢、便秘、腹痛等というような、普段の日常生活でもよく起こるような症状なので、見逃してしまいやすくなります。
とくに痔を患っている人は、大腸がんの発見が遅れる場合があるので、血便といった症状が続く場合は「いつものことだから。」と楽観せずに検査を受けましょう。
大腸がんとおなら
大腸がんの兆候の中でも、一番わかりやすい症状はおならの変化です。おならの回数が増えて、刺激臭、腐敗臭が酷くなったら要注意です。しかし、これの症状は日頃食べるものによって、おならの匂いが変わってしまうので自覚するのは難しいかもしれません。
体験談によると、今までは無臭だったのに酷い腐敗臭がするようになり、おならの回数が増えたという兆候があったという患者さんもいるようです。
便の状態からの兆候

また、残便感があり、トイレに入っている時間が長くなった・・という兆候もあるようです。
急に疲れやすくなった、食欲があまりなくなったなども大腸がんにあまり関係なさそうな項目も兆候として見られるようです。
大腸がんは早期発見と適切な治療で完治する確率がとても高いがんです。いつもと違う状態が続く場合は大腸がんの兆候を疑って、早めに診察・検査を受けましょう。